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生田斗真の『源氏物語 千年の謎』は豪華絢爛 

平安時代、まだ人は怨霊と共に生きていると信じていました。紫式部が書く「源氏物語」は宮中でも大人気。人々を魅了する豊かな才能に道長は惚れ込みました。

目次

『源氏物語 千年の謎』あらすじ

藤原道長は娘彰子が帝の寵愛を受ける為に、紫式部と「源氏物語」が大いに利用できるとも考えていたからです。

夜は闇が深く、光はまばらです。そんな闇の中、時の権力者藤原道長が1人の女人を追いかけ、彼女を自分の胸に抱きます。

彼女は彼に身を捧げながらも、どこか不安を感じています。またどこか遠い目で彼を見ていました。詩を読むかのような落ち着いた彼女。そう、彼女こそ紫式部だったのです。

「源氏物語」の誕生をイメージしやすく描く 

「源氏物語」の主人公光源氏は生田斗真が演じており、その役にピッタリでした。また光源氏のモデルになったとも言われる藤原道長は東山紀之が演じています。彼も他の作品で光源氏を演じたことがある人物です。

また『源氏物語 千年の謎』では紫式部のいる現実世界と、「源氏物語」の世界が同時に進行していきます。なぜ紫式部が「源氏物語」を書いたのかがわかる構成で、ストーリーがしっかりリンクするようになっています。

今でこそ世界的な有名な「源氏物語」ですが、明治の頃や戦前等には、実は「大不敬」な作品というレッテルを貼られたことがあります。天皇のいる宮中において、光源氏という皇子が天皇の妃達との不倫をする光景を描いていたからです。

そんな話を書くことは、紫式部の時代でも大変リスキーなはずでしたが、道長という強い力に守られていた書けたのでした。

作者の紫式部と庇護者の藤原道長。この2人がいなければ、『源氏物語』は世に出ることはなかったでしょう。

豪華絢爛な映像美と衣装で目の保養 

実際の平安時代というのは、かなり大昔という事もあり、汚いのが現実です。平安時代というと貴族や十二単衣姿のイメージが強かったりしますが、本当にごく僅かな人しか着ることができません。

そのため、真面目に平安時代を描くととんでもなく悲惨になってしまいます。日本の時代劇ではNHKの大河ドラマ『平清盛』等が平安時代を描いていますが、そちらでは真面目に平安時代らしくしようとした為に、埃っぽい汚らしいものとなってしまいました。

史実云々をうるさくいう人も多いので、気を遣ったつもりでしたが、かえって視聴率を下げてしまう結果となってしまいました。

対して、『源氏物語 千年の謎』の平安時代は、現代人が夢見るイメージ通りの世界でした。視聴者が「見たい」作品となりました。

十二単衣姿の女優陣は「動けない」けど美しい

女優陣の十二単衣姿は本当に美しいものですが、重ね着は相当重いものです。重ね着の枚数にも寄りますが、10~20kgもザラ。重さの数字だけで言えばお米を体に背負っているようなものです。当然これでは補助や支えなしには動けません。

撮影時はもっと軽いものでやるのでしょうが、本作の女性陣が動いている姿は少ないものでした。実際当時の貴人は基本動かないようなので、別に間違ってはいないのです。また御簾越しに扇子を持ち顔を隠す所作等はまさにこの時代の醍醐味です。

対して、そんな着物を来て動いている姿はとても美しいです。広鮮やかな十二単衣が流れるように動き、当時の建築や室内の景観を大変華やかにしていました。

光源氏の守備範囲の広さは凄まじい 

平安時代の貴族は1人の男性が、多くの女性を囲うことが許されていました。皇族であった光源氏では尚更その人数は多いものでした。当然その数が多いほど女性達の悩みも増えていきます。

光源氏の正妻である葵の上(多部未華子)は、夫が様々な女性に手を出し、時に子供を作ってしまえば不機嫌になるのは当たり前です。愛人を作って良い気持ちになる妻等いません。

しかし彼女にお構いましに光源氏は女性に手を出していきます。そんな女性の中には年上の未亡人・六条御息所(田中麗奈)といった人物もいます。物語の設定上、光源氏より7~17歳は年上だった模様です。

ちなみに本作では描かれなかった光源氏がベタ惚れした紫の上(若紫)は10歳ほどの少女でした。その意味で、年下から年上まで彼は網羅していたのです。

道長と光源氏に様々な形で「反抗」したわけとは?

未来の帝の祖父となった藤原道長は絶大な権力者となりました。それは時の帝・一条天皇(東儀秀樹)をも凌ぐ程です。華やかな演奏と共に行われる宴において帝は、道長に言われるまま上座に座ります。しかしそれではあまりに面白くありません。

そこでその座にいながら、帝は篳篥(ひちりき)をふきました。雅楽師でもある東儀秀樹の篳篥の美しい音色がとても際立ちました。宴の雅楽の演奏を決して遮らずに、しかし自己の主張をくっきり目立たせ、存在をアピールしました。さすがの道長も帝の音を止めることはできません。

対して光源氏の想いに対して、拒絶する女性も印象的です。六条御息所は彼に強い想いを持ちながらも、彼が自分だけを見ていない事を理解していました。その為光源氏を遠ざけます。光源氏の方が本来(恋の)リードをし有利なはずでしたが、それが崩れていくのです。

現実の世界に戻り、それは紫式部の想いにも通じます。驕り高ぶる道長は紫式部(の心)を支配していたつもりでしたが、紫式部はそれをやんわりはねのけていくのです。彼の驕りを紫式部は受け入れられなかったのです。

つまり、紫式部の気持ちが「源氏物語」の世界に反映されていたことが、『源氏物語 千年の謎』でよくわかります。